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    • 2011.08.19 Friday
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    伴侶の選択 〜妻がくれた価値観〜

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      妻が教えてくれた価値観がある


      ◆妻の言葉

      これは、生涯の伴侶として妻を選択した大きなきっかけとなっています。

      この価値観は、我々夫婦が、夫婦として継続して行くうえでの
      大きな考え方となり、基盤となっているものです。

      それは、現在の妻と付き合い始めの頃に、妻が私に言ってくれた言葉

      あなたが長年アトピーで苦しんできた体験をしているから…

      妻は、私が長い間アトピーを経験してきたという背景に対して、
      経験を通して得たと思われる、成熟した人格に対しての
      信頼や、魅力に対しての表現だったようです。




      ◆以前の経験

      実は、この妻と出会う前にお付き合いをしていた人がいました。

      付き合いも3年目になり、お互いに結婚を考え、互いの両親にその意を伝えていた。
      しかし、その時の彼女は、心から結婚に踏み込めなかった。

      原因は、私の病気に対する不安でした。

      結婚してもいつまでアトピーが続くのか、
      子供が出来たら、同じようにアトピーになるのでは、

      いろいろと考え、なかなか結婚に踏み込めなかった心境を知りました。

      結局は、お互いにがんばりましたが、3年の付き合いの後、別れてしまいました。
      今思うと、この彼女の気持ちはよく分かります。無理もありませんでした。




      ◆妻の価値観

      その後に出会ったのが、現在の妻でした。

      付き合い始めの間のない頃の会話は、恋愛感情の心地よさからくる
      ほどよい内容の会話が中心であると思います。

      しかし、それにもまして、お互いに結婚を前提としての交際は、
      将来を見据えた物事の考え方に及ぶ会話が多かったように思います。


      そこで妻に言われた
      あなたが長年アトピーで苦しんできた体験をしているから」の言葉。

      それは、単なるいたわりの意味で発せられた言葉とは全く違い、

      私に対する最大の尊敬の念と、
      全霊の信頼を寄せたいという思いの表現であったようです。


      それまで付き合っていた女性をまったく否定するつもりはありません。

      しかし、現在の妻は、物事の考え方や価値観がまったく違っていました。




      ◆病の向こう側で出会ったもの

      妻から夫婦として生きていく大事な価値観を教えてもらいました。

      苦しいけど、辛いけど、何とか耐えてしのいでがんばってきた故に、
      真摯に真向ったことで、少しでも魅力のある人間になれたのかな…


      病をのりこえたゆえに出会えた価値観と、実際の伴侶との出会いに
      感謝の思いと、がんばってよかった…と。


      私の生涯の伴侶を選択した一つとして、この一言は大きかったと思います。





      「病の向こうに行く」ということ

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        「病の向こうに行く」

        アトピー性皮膚炎を乗り越えて…


        ◆研修会にて

        私は、至らないながらにも産業カウンセラーとしての資格をいただき、
        少なからずも日々の業務に活かせるよう精進しています。

        そんな私が、やはりレベルアップとスキルアップを目指して
        定期的に研修会に参加する機会があります。

        先般も、臨床心理の一線で活躍されている、ある先生の講義を学ぶ機会に
        恵まれました。とても示唆に富む内容で、ずっと聞き込んでしまいました。

        長年の臨床体験から築き上げられたと思われる、愛情人間性率直な態度
        そこから語られる内容は、一種の自分にとってのセラピーだった感覚でした。

        先生は、ご自身の「原体験」を一つ一つ語られることで、自らのパーソナリティーを
        築き上げた背景を丁寧に述べられていました。



        ◆こころに残るセンテンス

        その話の中でもひとつこころに残るセンテンスがありました。
        「病の向こうにいく」ということ。

        20代で重度のネフローゼになり、長期入院と厳しい治療を乗り越えられた
        ご自身の体験から発せられる言葉の内容は以下のものでした。

        先生は、徳永進の著書「病室から」を取り上げ、「治ること」の定義について
        言及されていました。

        「治る」ということは、病気になる前(状態)に戻ることではない
        医学的にもすべてもとの状態に戻ることは不可能である、ということでした。


        更には、「もとに戻ったらもったいない」
        「病の向こうにいく」ことが重要であると述べられていました。



        ◆「向こうにいく」意味

        この言葉に込められた意味について、多くは語られませんでした。
        「受け止めは皆に任せるよ、自分で熟慮せよ」とも思える語りかけでした。

        この「病の向こうにいく」ことの重要性は、様々に受け止められます。

        病を体験する経験。それは多大なる苦労と悩みの経験をします。
        アトピーについても特有の苦労の経験をします。

        この「経験」とその積み重ねがもたらす、また作り上げられる人格や、
        こころや魂の強さ、人の優しさ、人への優しさ、物事に対する自信や確信、
        掴んだ確信、など、… 

        特に健全な人格形成をもたらす、人との出会いや、アドバイス、その影響と交流
        つまり、自分のパーソナリティーを形成する「原体験」としての経験は尊い体験
        となります。


        今、思い起こすと、そういえばあのときに、あの人と出会っていた、
        あの人からこれを教わった、自分の気付きがあった、あれをもらった…

        今だから気付ける、人との「原体験」

        この辛い経験や苦労とともに経過し、経験する、不思議な仕組まれたような体験は、
        だいぶ経ってからその意味が分かることが多い。


        「病の向こうにいく」

        その先で気付く、またはその先で分かる人生の不思議さとその仕組み



        そのために、苦しいけれど人間は病の向こうに行かなければならない。と思っています。










        プロローグ(2)アトピー経歴

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          「20代はずっとアトピーの年代だった」

          最初に書いたプロローグでは、このブログを始めるきっかけや思いの
          内容を書きましたが、ここでは改めて自分のアトピー経歴を書こうと思います。


          ◆幼少期、中・高

          私の幼少期は、間接にときおり湿疹が出る程度の、湿疹肌でした。
          ところが滋賀から大阪に引っ越した環境が、それまでと全く違い、
          水の臭さ、近所の化学工場の異臭を日常的に嗅ぐ環境でした。

          高学年になって猫が迷い込んで、いつしか飼うようになりましたが、
          友人が遊びに来ると、決まってくしゃみや鼻水症状を訴えておりましたので、
          我が家に入ると起きるアレルギー症状だったのかと今にして思います。

          そのときの我が家に存在していたアレルゲンであったと思います。

          中・高と、局部的な発疹とかゆみ、顔面の乾燥や、粉を吹く状態に悩まされました。



          ◆重度症状(大学〜)

          そしていよいよ大学時代に入って、一気に皮膚の隆起(浮腫みに似た様子)
          から止まらない滲出液が、頭部、顔面を中心に、首や全身に及びました。

          この滲出液は、汗のように日常的に噴き出し、半年間は家にこもり、
          じっとして、かゆみと、ひたすらこの汁を拭くだけの生活がまた半年と続きました。
          それが何年続いたでしょうか…

          調子の波はあるものの、薬を使って抑えること以前に、中から液を押し出す力が強く、
          体に任せるままに、日々を送りました。

          当然微熱倦怠感を覚え、こころは衰えます。生活は逆転、学校に行けなくなりました。



          ◆視力低下(白内障)

          このころから、視力の異常を覚えるようになりました。

          その後に分かった症状は「白内障」でした。

          20歳で始まった重度症状は、25歳の白内障手術まで継続し、そのころは
          ほとんど視力が無くなっていました。

          最後まで手術は悩みましたが、手術によって視力は回復し(両目を行ないました)
          加えて「網膜はく離」のおまけまでついて、現在まで4回の目の手術を行ないました。

          結局は、アトピー症状と視力低下で、2回、大学を中退せざるをえなくなりました。


          視力回復後は、様々な経緯もあり、それまで中途になっていた心理の勉強を本格的に開始し、猛勉強のすえ資格を取得しました。



          ◆就職後

          28歳で現在の医療現場での仕事につくために上京しましたが、就職後も症状に悩みました。

          幾度も休暇、しかも長期も含めて… 本当に職場には迷惑をかけました。よく使って
          くれたと思います。

          最後は額を中心とする顔面部の発疹が残りました。赤い顔とともに、ときおり出る
          額からの滲出液にこらえながらの勤務でした。

          基本的には、薬や処置を行なわない「自然治癒派」ですが、
          どうしてもの時は、額のごく一部にごく数回のステロイドを使うこともありましたが、
          これは一時しのぎでした。

          適度の処置は、社会的には必要なときがあります。



          ◆結婚後

          伴侶を得て、生活も安定しました。
          やはり独身生活は基本的に安定した生活習慣の維持が難しくなります。

          その意味での結婚は非常に意味がありました。

          また、ここで生まれる責任感連帯感基本的安定
          大きな体質改善に寄与したかもしれません。

          あくまで「自然治癒派」を突き通し、波はあるものの、本来の肌、いや自分を取り戻した
          実感があります。



          ◆現在

          現在40歳になります。
          重度症状の20代からは、それなりの年月が経ちました。

          現在は支える側の役目を担うときに恵まれました。

          もうそのころの本当の苦しさの思いや様子は、忘れかけている実感もあります。

          でもそのリアルな実感は忘れてはならないと自分を戒めています。



          また、長期の期間を経たいま、俯瞰して感じること、今だからわかったこともあります。

          病気に対する受け止め方、考え方、こころのありよう。

          一番尊いことは「経験すること」

          本質は「病気なってよかった」と心から思える、それこそ本当の価値と喜びです。























          親はむずかしい

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            そばにいる家族はとてもむずかしい…

            アトピー性皮膚炎に悩む(特に重度などの)本人は相当辛い状況を感じます。
            そして、家族などの周囲との関係と、こころの営みは、
            大いに症状に影響します。

            しかし、それにまして周囲、特に親はとてもむずかしい対応に遭遇します。

            これは、心理にも発達段階によって考え方が違うように、
            症状を起こしている年代によって、親などは、その対応や考え方を
            変えないといけないように思います。

            わたしも今まで症状をもった沢山の親御さんとお会いしました。

            ◆幼児期・小児
            このころのアトピーは、親そのものががんばらないといけなくなります。
            もっと言うと「自分の病気として」受け止めて、そのものの対処を行ないます。

            「自分が体験すべき何かの病気を、子供が代わりに背負ってくれている」くらいに
            かえって子供に感謝しないといけない。

            でも幼児は必ず自分で症状を乗り越えるすばらしい力を持っているので、
            それを信じつつ、ある程度のスキンケアに気をつけながら、
            あせらないで、それこそ「自然治癒力」に思いをあわせてあげるのがいいのかと思います。

            わたしの息子も、0歳から1年間、爆発しつづけましたが、スキンケアのみで
            信じられないくらいの「本来の肌」になり、元気に1歳になりました。

            妻に対してもそうですが、お会いする親御さんにも、
            大丈夫、心配だけど、もうちょっとの辛抱」と、励ましていることもしばしばあります。

            小学生の間も、思春期を迎えるころまでは、学校という社会に出ていることもふまえ、
            他の友達との疎外感などのこころに気を配りながら、
            「自分の病気として」しっかりしたケアーの手伝いが重要かと思います。


            ◆思春期
            異性を意識したり、親友を見つけ出す時期は、大人に向かうステップとして
            症状やその容姿に対するとらわれ、こころが、大きく影響しはじめます。

            先般のテーマ「顔の意味」で触れましたが、その社会性ゆえの悩みの壁にあたります。

            ここで重要なのは「あなたを認めているよ」という意思表示をしてくれる「友人
            の存在や、社会での役どころやスタンスを得られるかが大事だと思います。

            親は、この「自立」を大いに支援しなければなりません。

            この社会との密接な距離を得ることを援助しつつ、治療の正しい情報提供
            と支援は行ないます。まだ、経済的に自立していない分、積極的な治療の支援
            アドバイスは必要かと思います。

            友人との交流やクラブ活動など、辛くてもがんばっていれば、心から尊敬し、
            尊重し、奨励すべきです。それはもう立派な大人になっている証拠です。

            この辛くともがんばっている経験と苦労が、「本当の成人」にさせてくれると思います。


            ◆成人
            本来であれば、社会に出て経済的活動に参画する時期である成人期での
            親のあり方は、非常にむずかしくなります。

            基本的には、精神的にも経済的にも自立していることを、前提としますが、
            症状によって、その障害を起こしている場合は、むずかしい支援となります。

            その場合には、経済的な支援を行ないつつ、
            当然最終的には「自立」への目的にこころを通わせます。

            必要以上の干渉やプライドに触れることが、本人のあせりを助長しますし、
            一方で、やはり親として心配な思いが常におこります。

            一定の距離を保ちつつも、「必ず自立してくれる」と信じつつ、辛抱強く見守ることも
            必要かもしれません。

            しかし、必要以上の支えは必要なく、極度の生活に支障を及ぼしている状態以外は、
            本人のこころ次第で、社会復帰は出来るはずですので、一定の線を決めて、
            時には厳しく、応じることも大事だと思います。

            最初から「だめだ」と否定するのではなく、
            人間として自立する「自然治癒力」、その「力」をこころから信じてあげることも、
            大事だと思います。



            わたしも、長く自宅にひきこもりました。
            今思うと、本当に親の思いはいかほどだったのか…と思います。

            よく辛抱してくれたな…と。

            現在は、わたしの家族や仕事の内容の話を親にするたびに、
            親は自尊心とともに、心から尊敬の眼差しで私の話を聞いてくれています。







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            自然治癒力を考える(3)基本代謝と風邪

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              自然治癒力でがんばって治そう」という基本には
              中から出す」といった意識転換が重要だと思います。

              先の自然治癒力を考える(2)では「皮膚から出る衝動」について触れましたが、
              中から出すことは皮膚から出すことでは本来ではないと考えます。

              人間が本来的に中から出す仕組みは、基本的な代謝による働きが
              自然であることは皆周知のことと思います。

              具体的には、排尿、排泄、発汗などがそうですね。

              やはり本来的に備わっているこの働きとリズムが正常に、または活発に
              日常から行なわれることが重要だと実感しています。

              排尿が停滞しているときよりも、スッキリとした排尿感と量があったりすると
              皮膚の浮腫み感もよく、体調もいい。
              また、排便についても便秘ではなく、適度に良好な排便があるときのほうが、
              調子がいいのではないかと思います。

              夏場には、意識して多量の汗をかくようにしました。
              特に額からの多量の発汗は、その経過を継続して経ることによって、額のスッキリ感と
              ともに皮膚の状態が良好になりました。

              汗はかき始めがとても不快で、かゆみを増発させます。
              これを嫌ってなるべくかかないようにする傾向が多いように思います。
              しかし、私の場合は、「汗によって悪いものを出す」という認識で取り組みました。

              中途半端な汗はとても不快で、その一線を越えてしっかり発汗することが重要で、
              意識して身体を動かして汗をかいたり
              クーラーの涼しい部屋に閉じこもらず、暑い気温に任せて自然に汗をかくようにしました。
              (もちろん清潔な皮膚管理は重要です)

              このように人間本来の代謝、前回のテーマでいうと「ホメオスタシス」は、
              排尿や、排便、発汗によるものであって、
              アトピー性皮膚炎は、やはりバランスが崩れることによって
              皮膚から出てきてしまっている状態」であると考えています。

              さらにもうひとつの「中から出る」に風邪症状があります。
              野口晴哉の有名な著に「風邪の効用」と言う本がありましたね。

              これは、この風邪症状が身体を健康にするための働きと述べていますが、
              これも健康に向かうための「ホメオスタシス」の一種と考えます。

              この風邪症状に起きる、鼻水喀痰、これはまさしく体内からの「悪いもの」
              と考えます。すなわち「中から出る」作用のひとつであると考えます。

              自分の不思議な体験に「風邪をひどく引いて多量の鼻水や喀痰(汗も)がでると、
              アトピー症状が格段によくなる」という体験を幾度もしました。

              この鼻水や喀痰も人間が本来持っている自然な形の「中から出る」でしょう。
              その作用によって、本来でない「皮膚から出る」の代わりをしてくれたように
              思います。
              (基本的には風邪のときは一切服薬などの処置はせず、自然治癒に任せます)

              何人か応対した中にも多くの方が同じ感触に気付かれた方がいらっしゃいます。

              さらに言うと、このアトピー疾患の特徴に、
              なかなか風邪を引けない」という体質の方が多い、ということが言えるのでは…

              と、最近感じています。









              自然治癒力を考える(2)

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                中から出す
                それも身体にとって悪いものを出す

                それは身体が健康に向かおうとする衝動で起きている。

                そのように思い始めたのは、症状が悪化し、
                滲出液」や「血液」が全身から浮き出てくる、いや噴き出してくる、
                それが止まらない。
                それを1日中手ぬぐいで1分おきに拭き取る事しか出来なかったとき。

                この身体が起こす叫びと働きを抑えることが出来なかったとき。

                私は、この吹き出る衝動に付き合うことに決めた。
                医学的に言わせると、当然炎症が強く進み、感染やその他のことを考慮し
                何らかの処置をすることを勧める。

                しかし、私は浮腫みにも似た患部の様相ともに、
                そこからにじみ、浮き出るような感覚に着目した。

                とことん「滲出液」を出し切ると、患部の浮腫みが解消し、スッキリ感を感じとれる。
                患部に感じる独特の違和感や熱感も和らいでくる。

                この患部の浮腫み感や、隆起の状況が変化し、
                本当の肌の硬さ、しっかりした皮膚本来の適度な
                かたさを獲得したときに、症状の寛解を見ることが出来る。

                自然治癒力の基本的な考え方に「ホメオスタシス」がある。
                これは身体が持つ恒常性というものだ。

                人間は常に身体のバランスを取ろうとしている。
                大きな視点での意味で言うと、本質的な健康を勝ち取るために、体内の悪いものを出す

                この皮膚から出る作用を、大きな視点から見つめなおすと、
                この「ホメオスタシス」のいち過程を経る状態ではないかと考える。

                かゆみや皮膚の状態はとても辛い。渦中にある人は、
                なかなか「ホメオスタシス」のいち過程なんかとは思えない。それは当然だ。

                しかし、症状を「抑える」ということを継続すると、
                なかなか「本当の肌」すなわち、その肌の色や状態に近づくとは思えない。

                この自然治癒力に頼ることは、時間とのにらみあいでもどかしい。
                ましてや西洋医学の効果的な速度をものさしにすると、ちょっときびしい。
                いや、一般的な改善に対する認識はそのリズムで考えられている。

                そのためには自分自身で積極的に、こころや考え方、生活内容など総体的な
                努力と見直しが必要だ。

                しかし、結果的にはそれが本来だと思う。

                現在の自分自身の顔の艶やかで適度な油分のある美しい皮膚や、手の美しさを見ると、
                やっぱり人間の「ホメオスタシス」すなわち、人間が本来持っている力は
                本当にすごいと思うし、本当に良かったとつくづく思う。








                自然治癒力を考える

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                  必ずなおる

                  これは先般のテーマで書いた。この「なおる」の定義も、
                  単なる症状だけでないと書いた。精神的、社会的自立ができ、
                  自分なりの病気の意義を見出せて、はじめて本当の「なおる」だ。

                  しかし、ここではまず症状(身体的)に関する「なおる」について触れてみる。

                  この身体的「なおる」には、やはり自らが持つ「力」が重要になる。
                  そこを最大限に活かしたい。

                  先般のテーマでは、第3者からの処方に一方的に受け身になる姿勢がよくないことを
                  述べた。

                  ここで、自分の身体が訴える(叫ぶ)声をよく聴いてみると、
                  中から何かを押し出したい」「噴き出したい」「出てくる」という衝動を体験する。
                  特に重度の症状を体験する人は、この感覚が分かるだろう。

                  体験者の声を聞くとだいたいの人が「出てくる」とか、ひどいのになると「爆発する」
                  と言った表現をする人もいる。

                  身体の訴えはまさしくこの「出したい」という声ではないだろうか。
                  「痒い」という衝動は、まさしくこの仕組みを仕掛ける、意図する働きではないか。

                  この病気になると必ず耳にする「アレルゲン」や「アレルギーの仕組み」からすると、
                  外部からの刺激や攻撃に過剰に反応してしまう免疫系のことを学ぶが、
                  この外からのきっかけも当然あるだろうが、これはきっかけに過ぎず、
                  本質は「中から出す」ということを身体はやろうとしているのではないか。

                  この「中から出す」というプロセスに一応の段落が着いたり。充分に納得をしたときに
                  身体は症状を止める、すなわちその過程を終えるのではないか。

                  この中から出てくる物質(医学的にはよくわからないが)、またはその体験をすること、
                  が人間を本来の身体すなわち健康な状態にするように思う。

                  これは身体がもっている当然の仕組みであり、「健康になろうという必然」としての
                  働きであると思う。

                  しかし、ずっと「出てくる」ことの終わりを待つことは、我慢とあせりが伴う。
                  一定の生活の質を保つためには、ある程度の処置(一般的処方)も当然必要だろう。
                  うまくコントロールする必要がある。

                  でも、この病気の本質はこの「中から出す」という身体の求めに応じることだと思う。
                  可能な限りこの働きを抑えないようにしたい。辛いけれど。

                  この「抑える」ことは簡単だ。ステロイドのような効果のある処方をすればいい。
                  でも、身体は本質的にはそれを喜ばないのではないか、

                  この経過を早く乗り越えるためには、積極的姿勢が大事だ。
                  この自然治癒力身体の代謝を高める生活、こころ、さまざま工夫がある。

                  これについては、随時書いていこうと思う。









                  ひきこもりと自立

                  0
                     
                    大人だからむずかしい…

                    成人性アトピーの難しさは、「大人だから」の要素が強い。
                    詳細な医学的側面は専門でないので充分に解説できないが、
                    「大人だから」になると、複雑な心理的、社会的、実存的な難しさが出る。

                    社会的にはまず、「自立しているか」が重要なポイントになる。
                    なかには、家族のもとでパラサイト化し、充分な心理的、社会的、経済的な
                    自立に悩んでいる人も多い。さらに難しくなると「ひきこもり」的状況に陥る。

                    この「ひきこもりがち」な状態がとても辛く、むずかしい。

                    大人」ゆえに、そこに自分の状態に対するジレンマが発生する。
                    なかなか自立できない自分に対するもどかしさや苛立ちもあるのではないだろうか。

                    これは無理もない。本人にしてみれば、本当に苦しく辛いのだから。

                    身体的には、かゆみの状態、皮膚の状態から、外出もままならない。
                    外気に当たる違和感や苦痛もあるだろう。強いかゆみは、普通の動作ができない。
                    またこの症状特有の「倦怠感」や「朝が起きれない」などの状態が拍車をかける。

                    心理的には、先般のテーマで述べた「顔の意味」に悩んでいる、
                    またその壁を乗り越えられない状態から、次第に外出しにくくなるのではないか。
                    そして、周囲の環境や理解も大きく心理的に影響がある。

                    ひとつの指標として、友人と充分あるいは適度な交流の機会を得ているか。
                    もっと理想を言えば、社会に出て職(アルバイトでもいい)につき、
                    経済活動に参画出来ているかが、大事である。

                    このひとりの大人として、経済活動に参画できているレベルは、
                    重度成人性アトピーにとって、非常に大事な改善の指標である。

                    自立が難しい状態のひとは、まずここを目指すことが目標となる。

                    症状が様々あるなかでも「何とか社会に出ている」「勤めている
                    これは大変なことで、自分に立ち向かい、努力されている素晴しい姿であると
                    敬服さえする。

                    その自立する勇気がほしい。なんとか症状を良くして、普通に生活できるようになりたい。

                    あせる必要はない。まわりにいる人もあせらせてはいけない。

                    しかし、いつまでも自分だけの世界にこもっていてはだめだ。

                    必ず支えてくれる人がいて、きっかけをくれる時期がある。
                    その時期が来たら、「今がんばれる」と思ったら、少しがんばってみよう。

                    少し痒くても、辛くても、赤く発疹した顔をしてても、
                    社会に出て立派に自立できる力を皆持っている。恥ずかしくない。

                    随分つらい症状でひきこもっていた。
                    その自分が今伝えられる喜び、それは、

                    自分なりに「自立できたという自信や喜び」が
                    自分に対する自尊心として財産となる。ということである。

                    そのとき、本当に「大人」の仲間入りである。













                    顔はたたかないで

                    0
                       
                      ぱちぱちぱち」と顔をたたきたくなる。
                      顔のかゆみに耐え切れなくてである。

                      成人性アトピー、特に重度の症状の中に、「白内障」さらには「網膜はく離」
                      を併発する人がいる。

                      もちろん私もなってしまった。視力低下の進行には勝てなかった。
                      結局は白内障のオペをした。

                      この重度症状に併発する視力低下、すなわち「白内障」に悩む人も多いのではないか。
                      私も何人か、その進行に悩む人と関わった。

                      本人の生活環境や状況にもよるが、基本的に生活が不自由になれは、手術をすすめる。
                      この「白内障」や「網膜はく離」の問題については、別の項目で述べようと思う。

                      ここでのテーマは「ぱちぱちぱち」である。

                      これはおそらく、視力低下すなわち「白内障」の進行に少なからず関連する。

                      眼科医も成人性アトピーからくる視力低下には、目の周囲に対する外的刺激、
                      「目をよくこすったり、たたいたり」が原因すると言及する医師が多い。

                      成人性アトピーの共通項のひとつである、顔面部の発疹。頬や眉、おでこに出るケース
                      が多い。当然そこがかゆいと目の周辺を掻いたり、たたいたりのケースが出てくる。

                      特に「たたく」行為はよくない。この行為で視力低下すなわち「目のかすみ」が一気に
                      進んだ。

                      やはりこれは気をつけなくてはいけない。

                      「皮膚から出る」という衝動を「眼球から出るという衝動」に変える助長をしてやまない。

                      決して顔のかゆみには「ぱちぱちは禁物」である。



                      顔の意味

                      0
                        見えないところに出たらいいのにねー

                        相当ひどい顔の状態、かさつき、出血、滲出液などで、うつむきかげんな顔に向かって
                        よく親切なおばさんに言われた記憶がある。
                        なんとも言えない複雑な心境になった。

                        成人型アトピーの特徴に、顔面に強く症状がでるケースが多いと思う。
                        これがまた厄介だ。まさしく「見えないところに…」と皆が願うのである。

                        ちょうど年頃の時期に体験するこの「さらしもの」に近い苦痛は、相当大きい。
                        ましてや女性は本当に辛いだろうと心が痛む。

                        女性の方にお会いするケースは、まずその状況に向かっている姿に敬意を伝える。
                        そして、必ずその方の「目」をしっかり見て話すようにしている。
                        「あなたの顔の状態はいっさい気にしていませんよ」というサインを送る。

                        やはり皆、「自分が見られている」「…と思われている」から始まるのである。
                        女性は大体前髪を垂らして、うつむく。それは当然だ。

                        この心境に対するリハビリ(修行?)は、乗り越えてはじめて自分を強くする。
                        更に言うと、この心境は体験した人でないと分からない。
                        この充分すぎる体験は、結果、人の気持ちを分かる人として、自分を成長させ優しくさせる。

                        これは真正面からこの状態の自分と向き合い、克服した人に与えられるご褒美だ。

                        大学時代は、つり革を持つ片手の腕で顔を隠しつつ、登校していたことを思い出す。

                        友人言われた救いの言葉があった。
                        街のひとはみんな誰も見てないよ
                        私はそんなの気にしてないよ

                        その友人の態度や、自分との付き合いのスタンスは、まさしくその言葉をあらわしていた。
                        自分は、ただ自分がかわいいだけだった。良く思われたいだけだった。

                        この「見えるところに…」に対する気持ちの転換が、第一の分岐点だ。





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