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    • 2011.08.19 Friday
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    親はむずかしい

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      そばにいる家族はとてもむずかしい…

      アトピー性皮膚炎に悩む(特に重度などの)本人は相当辛い状況を感じます。
      そして、家族などの周囲との関係と、こころの営みは、
      大いに症状に影響します。

      しかし、それにまして周囲、特に親はとてもむずかしい対応に遭遇します。

      これは、心理にも発達段階によって考え方が違うように、
      症状を起こしている年代によって、親などは、その対応や考え方を
      変えないといけないように思います。

      わたしも今まで症状をもった沢山の親御さんとお会いしました。

      ◆幼児期・小児
      このころのアトピーは、親そのものががんばらないといけなくなります。
      もっと言うと「自分の病気として」受け止めて、そのものの対処を行ないます。

      「自分が体験すべき何かの病気を、子供が代わりに背負ってくれている」くらいに
      かえって子供に感謝しないといけない。

      でも幼児は必ず自分で症状を乗り越えるすばらしい力を持っているので、
      それを信じつつ、ある程度のスキンケアに気をつけながら、
      あせらないで、それこそ「自然治癒力」に思いをあわせてあげるのがいいのかと思います。

      わたしの息子も、0歳から1年間、爆発しつづけましたが、スキンケアのみで
      信じられないくらいの「本来の肌」になり、元気に1歳になりました。

      妻に対してもそうですが、お会いする親御さんにも、
      大丈夫、心配だけど、もうちょっとの辛抱」と、励ましていることもしばしばあります。

      小学生の間も、思春期を迎えるころまでは、学校という社会に出ていることもふまえ、
      他の友達との疎外感などのこころに気を配りながら、
      「自分の病気として」しっかりしたケアーの手伝いが重要かと思います。


      ◆思春期
      異性を意識したり、親友を見つけ出す時期は、大人に向かうステップとして
      症状やその容姿に対するとらわれ、こころが、大きく影響しはじめます。

      先般のテーマ「顔の意味」で触れましたが、その社会性ゆえの悩みの壁にあたります。

      ここで重要なのは「あなたを認めているよ」という意思表示をしてくれる「友人
      の存在や、社会での役どころやスタンスを得られるかが大事だと思います。

      親は、この「自立」を大いに支援しなければなりません。

      この社会との密接な距離を得ることを援助しつつ、治療の正しい情報提供
      と支援は行ないます。まだ、経済的に自立していない分、積極的な治療の支援
      アドバイスは必要かと思います。

      友人との交流やクラブ活動など、辛くてもがんばっていれば、心から尊敬し、
      尊重し、奨励すべきです。それはもう立派な大人になっている証拠です。

      この辛くともがんばっている経験と苦労が、「本当の成人」にさせてくれると思います。


      ◆成人
      本来であれば、社会に出て経済的活動に参画する時期である成人期での
      親のあり方は、非常にむずかしくなります。

      基本的には、精神的にも経済的にも自立していることを、前提としますが、
      症状によって、その障害を起こしている場合は、むずかしい支援となります。

      その場合には、経済的な支援を行ないつつ、
      当然最終的には「自立」への目的にこころを通わせます。

      必要以上の干渉やプライドに触れることが、本人のあせりを助長しますし、
      一方で、やはり親として心配な思いが常におこります。

      一定の距離を保ちつつも、「必ず自立してくれる」と信じつつ、辛抱強く見守ることも
      必要かもしれません。

      しかし、必要以上の支えは必要なく、極度の生活に支障を及ぼしている状態以外は、
      本人のこころ次第で、社会復帰は出来るはずですので、一定の線を決めて、
      時には厳しく、応じることも大事だと思います。

      最初から「だめだ」と否定するのではなく、
      人間として自立する「自然治癒力」、その「力」をこころから信じてあげることも、
      大事だと思います。



      わたしも、長く自宅にひきこもりました。
      今思うと、本当に親の思いはいかほどだったのか…と思います。

      よく辛抱してくれたな…と。

      現在は、わたしの家族や仕事の内容の話を親にするたびに、
      親は自尊心とともに、心から尊敬の眼差しで私の話を聞いてくれています。







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        関連する記事
        コメント
        このブログとは直接関係しないですが、健康に関することなので知らせたくて。
        2011年2月9日中国から飛来の大気汚染物質で、福岡などで健康被害が出ています。知り合いから聞きましたが、実際に被害にあった人達がいるので人ごととは思えません。いつ自分が被害にあわないとも限らない。とんでもないくらい猛毒で、呼吸器などの病気がある人は特に外出を控えた方が良いと言われています。これは火山などとは違い防ぐことができる人災。こんなに大変なガスだと知っていますか。
        ○新聞情報
        福岡もやの原因、中国の大気汚染物質の可能性

        福岡市など九州の広い範囲で4日頃から上空がかすみ、九州大学応用力学研究所の竹村俊彦准教授(36)(気象学、大気環境学)の分析の 結果、大気中の微粒子の数が通常の10倍に増加し、硫酸塩などの大気汚染物質の可能性が高いことがわかった。

        福岡管区気象台によると、2日以降、九州・山口で観測された。竹村准教授が計測したところ、通常なら大気1リットル中に約5万個ある微 粒子が約50万個に急増。直径0・3マイクロ・メートル程度で、硫酸塩や、すすとみられる。西風に乗って中国から飛来しているという。竹村准 教授は「呼吸器などの疾患を持っている人は特に外出を控えた方がいい」と話している。九州北部のピークは8日。その後は大気の流れが変わるた め、週内に微粒子が大幅に増加することはないとみている。

        ○鍼灸師さんのブログ一部コピー
        連休初日の今日は、先週の週末に外にいて、硫酸塩エアロゾルの多い空気を吸ってしまい、嘔吐するぐらい激しい頭痛が起きていた人や、激しい倦怠感に悩まされた人の治療をしました。

         硫酸塩エアロゾルを吸い込んだ典型的な急性症状で、急性の公害病と言えます。この体の状態のまま放置しておくと、黄砂や花粉を吸い込んだら、さらに、ひどい症状が出そうな体調です。

         北風が強く寒い本日を含む数日間は、中国からの大気汚染物質があまり来ない風向きなので、〜
        • 風の便り
        • 2011/02/14 5:35 PM
        風の便りさん…

        貴重な情報とコメントありがとうございます。

        大変勉強になりました。

        日常生活には、外部から取り入れてしまう有害物質に遭遇するケースが
        これからは避けられなくなってきますね。

        本当に怖くなってしまいます。
        • yirgacheffe-mocha
        • 2011/02/15 6:17 PM
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